お知らせ

2021/01/14

「全国有床診療所連絡協議会ウェブ講演会」が開催されました。

座長:全国有床診療所連絡協議会 斎藤義郎会長

 

1月14日午後7時より全国有床診療所連絡協議会主催の役員対象ウエブ講演会が開催されました。

演者:日本医師会常任理事 松本吉郎先生

演題:「医師の働き方改革」

内容:

① 勤務実態とB・C水準

② 宿日直、オンコール、研鑽、研究、専門業務型裁量労働制とプロフェッショナル制、応召義務

③ 2024年に向けて

④ 外来機能の明確化・連携について

演者:日本医師会 松本吉郎常任理事

 

講演資料を会員ページ内、会員事務局発行資料「会員の皆様へ2021/1/14」にアップロードしておりますので、御一読下さい。

 

①~④は医大等から医師の派遣を受けている有床診療所の先生方にとって重要な内容です。

④は厚労省「医療計画の見直し等に関する検討会」(2020年12月3日)において「外来機能報告(仮称)」を一般病床又は療養病床を有する医療機関に課せられる予定、とのことです。入院医療と一体的に議論する観点等から、病床機能報告を行っている有床診療所も報告対象になったとのこと。ちなみに無床診療所の外来機能報告は「任意」。一部に、他の医療機関からの紹介患者も含め、高額な医療機器等による検査を集中的に実施する無床診療所もあることを踏まえて、だそうです。日本医師会からは、「マンパワー不足や事務負担軽減の観点からも、有床診療所への最大限の猶予を強く要請済み」とのことですが、病院の1/2~1/3の極めて安い有床診入院基本料のもと、少ない人数で、19床以下の病床を運営しているクリニックに、事務負担を強いる、病院同様の外来機能報告を課すのは如何なものか?と思います。